児童虐待をなくすために保育士ができること

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今日は、私がいつか必ず発信したいなと思っていたことを書きたいと思います。
埼玉県狭山市での3歳女児の虐待死事件は記憶に新しいと思います。
母親から熱湯を顔にかけられ、翌朝死亡していたという事件です。
虐待のニュースを見るたびに、こころがいたみ、涙が自然とあふれてきてしまいます。
虐待で亡くなった羽月ちゃんは、どんな気持ちで亡くなったのでしょう。
身近にいる愛すべきお母さん・お父さんから、暴力を受けることの寂しさや悲しさは想像を絶するものです。
生きていくために頼れるのは、たった一人の「お母さん」だったのに。
人間がうまれてはじめて感じる欲求は、「愛されたい」というものだと思います。
新生児ときから、母乳をもらい、おむつをかえてもらうなどのお世話をしてもらうために、必死でこちらに訴えかけてくるのです。
本能的に「愛されよう」と、赤ちゃんが努力しているかのように、かわいいしぐさや表情をみせます。
「愛されたい」欲求にこちらが応えることで、こどもの命は守られていくのだと思います。
被虐待児は、虐待してくる母・父に対して「私が悪い子なんだ。だからお母さん・お父さんが怒っているんだ。本当にごめんなさい。もうしないから、一緒にいて。」と思うんだそうです。「愛されたい」一心で、自分を責めながら、理不尽な生活にも耐え忍ぶ姿を想像するだけで、本当に悲しくなってしまいます。
この事件で亡くなった羽月ちゃんは、保育園や幼稚園に通っていなかったそうです。母親の就労や日常生活をどのようにこどもと過ごしていたかなどの情報は公開されていませんが、保育のプロである保育士や幼稚園教諭が虐待に気付くチャンスはほぼなかったと言ってもいいと思います。
せっかく、保育士は虐待の早期発見のためにたくさん勉強・経験しているのに、実際に起こっている虐待の現場から離れてしまっているというのは考えるべき課題です。
私は、母親・こどもがそれぞれに、毎日を楽しく・幸せに生きられる「いちばん良い距離感」というのはそれぞれの家庭で違うのだと思っています。

1. 毎日24時間ずっと一緒にすごす
2. 週に1~2回だけ人に預けて母親は自由な時間をすごす
3. 平日昼間は保育園・幼稚園に預ける
4. 離れて暮らす

私の場合は3番です。気持ち的にはずっと一緒にいたいけれど、肉体的にも精神的にもそれは不可能だと経験からわかったからです。育児ノイローゼ、育児うつ、などの言葉がありますが、なかなかこの距離感を自分でわからないことも一つの原因かと思います。
しかし、この「いちばん良い距離感」を実際に行うためには、お金がかかるんです。特に2番と3番は。まず、“働いていない母親”のこどもが認可保育園に入れる可能性はほぼゼロです(特に東京都)。働きたくても、非正規雇用で時間が短いと「点数」が低くて入れる優先順位が下がります。結果、「正規雇用のバリバリキャリア夫婦」のこどもしか保育園に入れない。そういう家庭は世帯年収も高いから、保育料がいくら高くても問題はないですよね。国・自治体の補助で、「低所得世帯の保育料は安くしますよ!」と言っていますが、実際問題、低所得世帯は認可保育園に入れないわけです。だから、無料で利用したくても、利用できないのが現実です。それでは認可外はどうかというと、認可保育園とは比べ物にならないほど料金は高いです。
恥ずかしい話ですが、私の家庭は、もし認可保育園に入れたら「無料」になる世帯です。だけど、いまは認可外保育園に入っているのでお金がかかります。
保育園に通っているこどもは、毎日保育士の視診があるので、見守り体制が整っています。けれど、保育園に通っている子供よりも、「こどもと距離がとりたいから、一時的にどこかに預けたいけれどお金がない」家庭や、「すでに虐待をしていて周囲とのコンタクトを断ち切りたい」家庭など、保育園・幼稚園に通えていない子どもの方が虐待のリスクは高いのではないでしょうか“社会の目”からみえないところに、虐待の危険があるのではないかと思ってしまいます。4番のように、「離れて暮らす」選択をサポートするシステム(児童養護施設へつなぐ、養子縁組へつなぐ、など)の充実化も今後は重要だと思います。

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私は、母親・父親の就労に関わらず、「預けたい人が、保育園・幼稚園に無料で預けられる」ような制度が、この現状を解決するひとつの手段なのではないかと思います。
欧米では、「保育園は幼児教育の一環」という認識が強く、「働くためにしかたなく預ける場所」ではないそうです。「預けるのがあたりまえ」、そんな社会にしていくことで、保育士が虐待の芽をつみとる役割として、もっともっと機能するのになぁと考えています。
私の妄想はとても国のお金がかかりそうですけどね!(笑)
高齢者に3万円バラまく余裕があるなら、できなくはないのではないかとも思いますが(笑)。

保育士試験でもよく出題されますが、児童相談所には保育士を必ずおかなければならないと決められています。児童相談所は障害やそのほかのこどもに関わる事例がいろいろあるので、必ずしも虐待だけに特化した役割ではないそうですが、保育所勤務よりは、虐待に関してできることが多そうです。
神奈川県の出している児童虐待防止ハンドブックは非常によくできています。いろいろ調べていると、神奈川は虐待防止に非常に熱心ですね!
神奈川県:保育現場ですぐに活用できる「児童虐待防止ハンドブック」

また、児童虐待防止運動は、「オレンジリボン運動」として展開されています。私もなにかお手伝いできることがあれば、こういう活動にかかわってみたいです。
オレンジリボン運動

少し古いですが、下記サイトは保育士の実名をあげて、保育士が虐待について考えていることをレポートにまとめたものが多数掲載されています。保育士さんが真剣に、虐待について考えていることを経験をもとに語られていて、みていて頼もしくなります^^
保育所の保育内容に関する調査内容報告書 平成13年

最後に、児童相談所について復習~~~( ^^) _U~~

児童相談所は都道府県指定都市に設置される。
★中核都市は「設置できる」が義務ではない
*人口50万人に一か所がめやす
児童相談所に必要な人材7種
①所長 ②児童福祉司 ③児童心理司 ④精神科医・小児科医 ⑤相談員 ⑥児童指導員 ⑦保育士

児童相談所の相談内容で最も多いのは障害相談!(45%)

今回取り上げた虐待事件では「乳幼児健診未受診」という要素もあり、虐待のハイリスクでした。また機会があれば乳幼児健診についてもまとめてみたいと思います。
こんなに長い記事になってしまいました…。もし最後まで読んでくれた方がいるなら、本当にありがとうございます。いろんな意見も聞いてみたいなぁと思いますので、思うところがある方はぜひコメントお寄せ下さい!(^^)!

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